意外と知らない水中運動の歴史

コラム:201410212こんにちは。

アクアビクスインストラクターの江川です。

だいぶ朝晩冷えてきました。

この時季、風邪などをひいて体調を崩されている方が多いようです。

食事・睡眠・適度な運動で体調管理をしっかりなさってくださいね!

今回は、水中運動の歴史についてお話ししようと思います。
水中運動の歴史は古く、1930年代ローマ帝国のジュリアス・シーザーが水泳を得意としていたとの記述も残っていますが、水泳以外の水中運動は水中療法から始まったと言われ、古代ローマ時代に負傷した戦士やリウマチ患者が、リハビリのため理学療法として水中で体操を行ったという記録があります。

水中運動が、一般の健康人を対象に提供されるようになったのは1960年代以降で、アメリカの元海軍体育教官のシドネイ・シャピロンが肥満気味の中高年者を対象に、プールの壁を利用したストレッチ体操と歩行・走行をさせたものが始まりだと言われています。これらは「Swim – Nastics」と言われていましたが、これに音楽を合わせて動くといった楽しさや、ダンス的な要素が加わり、現在の「アクアビクス」に発展したと考えられています。

アクアビクスにはこんなにも古い歴史があるのです。

もしかしたら、次回レッスンを受ける時には、また違った感覚で楽しめるかもしれませんね。