こんにちは。
アクアビクスインストラクターの江川です。
毎日暑い日が続いていますが、皆さま如何お過ごしですか?すっかり夏バテ気味で食欲不振、という方も!?冷たいものを多くとってしまうと胃腸が疲れてしまいます。その結果、食欲がなくなってしまうということに繋がりますので、ここはひとつ!!今よりも少し(でいいですよ~)冷たいものを控えめにしてみて下さいね♪
さて、前回はアクアビクスの歴史をお話させて頂きましたが、今回は水の特性と身体に与える効果、その中でも「浮力」のお話をしたいと思います。
まず陸上では、鉛直方向に重力という力を受けていますが、水中では、それに加えて上への力である浮力を受けています。重力の中心を重心、浮力の中心を浮心と言い、その重心と浮心が一直線上に無い場合、回転力が生じバランスが取りにくくなります。
水位が恥骨結合部までの時は重力の影響が大きいためバランスは取り易くなります。しかし、水位が剣状突起部を超えると浮力の影響を大きく受けるためバランスを取ることが
難しくなります。そういった中でアクアビクスを行うわけですから、自然とバランス感覚が養える、という効果が期待できるのですね。
現代は、文明の発達によって自分が身体を動かさなくてもいろいろなことができてしまうことが多くなってきています。例えば、昔は階段を何段も上り下りして移動していたけど、今はエレベーターやエスカレータで自分自身は歩く必要もない、というように。この階段の上り下り、実は自分自身でバランスを取りながらの移動。こういったことが少なくなった現代人はバランスを取ることが難しい身体になっている、ともいえるのですね。
本来人間は、バランスを取る機能を持っているわけですから、その機能を取り戻すべく!!アクアビクスで楽しみながら、バランス感覚を磨きましょう。