こんにちは。コーチの鈴木郁子です。
最近、だいぶ寒くなってきたのでプールに行くのが嫌だな～と思うこと、ありませんか？
でも練習が終わってしまえばスッキリ気持ちがいいはず！！頑張って練習に来てくださいね。
今日は赤帽子のクラスでの、ある日の出来事をお話しします。
その日は４人のお友達がいたのですが、どの子もまだ水にもぐったり、飛び込んだりするのが苦手でした。
立ち飛び込みの練習をしたのですが、１人のお友達が元気よく飛び込むことができたところ
それを見ていた子が「すごいねー、〇〇君が一番だね！僕も１番になれるように頑張る！」と言いました。
そしてその子が飛び込んだのですが思うようにはできず、「まだ〇〇君が１番だね。もう１回やりたい！」と言い出し、クラス全体がやる気ムードになってきました。すると、今まで手をつながないと飛び込めなかった子が、何とかひとりで飛び込むことができたのです。クラスがますます盛り上がりました。
次に水中ジャンプの練習をした時も、誰もまだお水の中で目を開けられなかったのに、１人が開けられたことを伝えたとたん、ほかのお友達が「もう１回やりたい！」と、今まで嫌がっていた水中ジャンプを何度もやりたがりました。
そしてついに全員目が開けられるようになったのです。
ほかのお友達の事を素直に褒められる事、それに負けずに頑張ろうと思える事が素晴らしいなと思いました。
それ以来、みんなに負けないように頑張る事をこのクラスでは『特訓』と呼んでいます。
練習後のサウナに暑いのを我慢して長くいることも『特訓』だそうです（笑）
どんな事にも言えることですが、やる気さえあれば上達は早いんですよね。
私たちコーチは上手に教えるというだけではなく、みんなにやる気をおこさせるような練習ができるように日々努力をしていきたいものです。
